2025年5月に静岡県伊東市長選挙で初当選し、同市初の女性市長として注目を集めていた田久保真紀(たくぼ まき)市長ですが、2025年7月2日の記者会見で最終学歴に関して「卒業ではなく除籍だった」と本人が認めており、経歴詐称疑惑で話題になっています。
今回はそんな田久保市長の公約は一体どんなものだったのか気になり詳しく調査致しました!
また経歴詐称の疑いにより公約はどうなるのかも気になりますよね?
それでは順番に見ていきましょう!
田久保真紀市長の公約4選!
伊東市の新しい市長である田久保真紀さんの公約はこちら↓
- 「市民ファースト」
- 「ハコモノ行政からの脱却」
- 「観光と防災の強化」
- 「クリーンな市政」
この4つの大きな目標を掲げて、市民の皆さんのための政治を行うことを約束しています。
それでは公約の内容を詳しく見て行きましょう
公約① 市民ファーストの市政運営
田久保真紀市長は「市民の為の市政の実現を。しがらみのないクリーンな政治。誰もが自分の意見を言える自由闊達な空気無くしてまちの発展はありません」と話していて、市民の皆さんの声をしっかり聞いて、素早く行動することを約束しています。
まず、市民の皆さんの声を聞くために、いろいろな方法を使います。
タウンミーティングという集まりを開いたり、アンケートを取ったり、直接お話を聞いたりして、「本当に必要なことは何か」を見つけ出します。
そして、その声をもとに、どの事業や施設を優先的に作るかを決めていきます。
次に、市民の皆さんが困っていることがあったら、できるだけ早く対応することを心がけます。
「即断即決」という言葉がありますが、これは「すぐに判断して、すぐに行動する」という意味です。長い時間をかけて検討するのではなく、スピード感を持って取り組むということです。
公約② ハコモノ行政からの脱却
今まで伊東市では、約42億円という大きなお金をかけて新しい図書館を建てる計画がありました。
しかし田久保市長は、そんなに高額な建物を作るよりも、市民の皆さんの日々の暮らしに直接役立つことにお金を使った方がいいのではないかと考えています。
大きな建物を作ることばかりに力を入れるのではなく、本当に市民が必要としているサービスや支援にお金を回していこうという考え方です。
そのため、図書館建設計画を一度止めて、本当に必要かどうかをもう一度みんなで考え直すことにしました。
公約③ 観光と防災の強化
伊東市には温泉や美しい海岸線など、たくさんの素晴らしい観光スポットがあります。
田久保市長はこれらの魅力をもっと活かして、多くの観光客に来てもらい、地域の経済を元気にしていきたいと考えています。
同時に、地震や大雨などの災害が起きても市民が安全に暮らせるよう、防災対策もしっかりと進めていきます。
楽しく観光できて、なおかつ安心して住める伊東市を作ることが目標です。
公約④ クリーンな市政
田久保市長は、利権や既得権益にとらわれない、本当にきれいな政治を行うことを約束しています。
無駄な公共事業にお金を使うのをやめて、代わりに医療や福祉、子育て支援、教育など、市民の皆さんの毎日の生活に直接関わる大切な分野にしっかりとお金を使っていきます。
市民の暮らしを第一に考えた、健全な财政運営を心がけて、住民サービスをより良くしていくことを目指しています。
田久保真紀市長は経歴詐称で図書館はどうなる?
静岡県伊東市で、今年5月に市長になったばかりの田久保真紀市長に学歴の問題が起きています。
田久保市長は選挙のときに「東洋大学法学部を卒業した」と言っていましたが、実際には卒業しておらず、除籍(学費を払わなかったりして大学から除名されること)になっていたことがわかりました。
この問題は、田久保市長が当選した直後に、市議会の議員全員に匿名の手紙が届いたことから始まりました。
その手紙には「市長は大学を卒業していない」と書かれていました。最初、田久保市長は「怪文書だ」と言って、きちんと答えませんでした。
市長の説明
7月2日に田久保市長は記者会見を開き、東洋大学に確認しに行ったところ、確かに除籍になっていたことを認めました。
市長は「卒業したと思っていたが、勘違いだった」と説明し、市民に謝罪されています。
しかし、田久保市長は「選挙のときに嘘をついたわけではない」「法律には違反していない」と主張し、市長を辞めるつもりはないと言っています。
図書館計画への影響
田久保市長の一番大きな選挙の約束は、「新しい市立図書館を建てる計画を一度止めて、見直しをする」ことでした。
この約束が多くの市民に支持されて、現職の市長に勝つことができました。
現在のところ、この図書館計画の見直しという約束がなくなったわけではありません。しかし、学歴の問題で市議会との関係が悪くなり、市政がうまく進まなくなる心配があります。
今後どうなるか
市議会では、田久保市長に辞めるように求める決議案を出す予定です。
また、この問題を詳しく調べるための特別委員会も作られることになりました。
もし市長と市議会の対立が長く続けば、図書館計画の見直しなど、市長が約束したことを実行するのが難しくなるかもしれません。
市民が期待していた政策の実現が遅れる可能性があります。
まとめ
田久保市長は学歴の問題を認めましたが、市長を続けると言っています。
図書館計画の見直しという約束は今のところ変わっていませんが、市政の混乱が続けば、その実現にも影響が出るかもしれません。
筆者の感想
この問題がどのように解決されるかは、今後の市議会の動きや、市長がどのように説明責任を果たしていくかにかかっていますね。
自身が卒業しているかどうかわからない方が市長をするのはどうかと思いますが、今後の動きに注目して、皆さんにとってよくなるよう期待してお待ちしましょう!
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